ペアーズの年収は「400〜600万円」「600〜800万円」のようなレンジ表示です。実年収410万円と590万円が同じレンジに見える一方、590万円と610万円ではレンジが変わります。
そのため、レンジの境目に近い人ほど、どのレンジを選ぶかで印象が大きく変わります。

佐藤くん
あと10万円あれば……!この「10万円の壁」のせいでマッチングできないなら、四捨五入して400万って言っちゃダメですかね?

いいねラボ所長
その悩みはかなり現実的です。
Pairsの年収は細かい金額ではなくレンジ表示なので、境目付近では「どう見せるか」の問題になりやすいです。
ただし、四捨五入の顔をした盛りすぎには注意です。
なお、年収帯ごとの全体的ないいね数の差は、親記事「ペアーズ男性の年収は書くべき?年収別いいね数と未設定の影響を調査」で扱っています。
ペアーズで年収を盛るのはあり?
実年収がレンジの境目に近いなら、1つ上のレンジを選ぶのは現実的な選択肢です。
ペアーズの年収は階段型なので、実年収410万円と590万円は同じ「400〜600万円」に見えます。一方で、590万円と610万円ではレンジが変わります。境目付近で上のレンジを選ぶのは、単なる嘘というより「レンジの見せ方」に近いです。
ただし、実年収450万円で600〜800万円、620万円で800〜1000万円を選ぶような設定は、かなり攻めています。プロフィール上では通っても、職種・生活感・会話・デート中の金銭感覚で違和感が出やすくなります。
この記事では、実態とかけ離れた年収に見せることを「盛る」、境目付近で上のレンジを選ぶことを「レンジの解釈」として分けて考えます。
ペアーズの年収設定は階段型なので、境目で見え方が変わる
相手には細かい実年収ではなく、設定したレンジが表示されます。実年収410万円と590万円は同じレンジに入り、ほとんど差がない590万円と610万円で見え方が変わります。
| 実年収の目安 | 選ばれやすいレンジ | 見え方 |
|---|---|---|
| 390万円 | 400万円未満 | 低めに見えやすい |
| 410万円 | 400〜600万円 | 標準に見える |
| 590万円 | 400〜600万円 | 標準に見える |
| 610万円 | 600〜800万円 | やや高めに見える |
| 790万円 | 600〜800万円 | 高めに見える |
| 810万円 | 800〜1000万円 | 高年収に見える |
| 990万円 | 800〜1000万円 | 高年収に見える |
| 1010万円 | 1000万円以上 | かなり高年収に見える |
相手が年収条件で絞り込む場合、600万円以上・800万円以上などのラインで表示の有無が変わるので、境目に近い人ほど影響が大きいです。
レンジが上がると、いいね数はどれくらい違う?
実際に、年収帯別のいいね数の中央値を見てみます。
年収帯別 いいね数(中央値)
男性、学生除く。中央値は並べたときの真ん中の人の値。
| 年収帯 | 中央値 |
|---|---|
| 400万円未満 | 20 |
| 400〜600万円 | 28 |
| 600〜800万円 | 37 |
| 800〜1000万円 | 46 |
| 1000万円以上 | 55 |
レンジが1つ上がるごとに、中央値はおおむね9いいね前後ずつ伸びています。境目を1つ越えると、表示上の印象は確かに変わる、と読める結果です。
ただし未設定の中央値は34いいねで、400〜600万円(28)を上回りました。年収を上げることだけが正解とは限らない点は、頭の片隅に置いておいてください。

佐藤くん
レンジが変わるだけで、印象はけっこう変わるんですね。これは盛りたくなる人の気持ち、少し分かります…。

いいねラボ所長
変わります。
ただし、数字を上げれば必ず得というわけではありません。プロフィール全体と合っていないと、違和感の方が大きくなることもあります。
年収は上げれば勝ち、という単純なゲームではありません。
どこまでなら上のレンジを選んでも現実的?

佐藤くん
じゃあ、どこまでなら自然なんですか?このラインを間違えると、会った瞬間に信用を失いそうで怖いです。

いいねラボ所長
ポイントは、会ったあとに違和感が出ないかです。
プロフィールは盛る場所ではなく、期待値を調整する場所です。
会う前に少し得をして、会った後に大きく信用を失うなら、損の方が大きいですよ。
ペアーズの年収レンジは200万円幅です。境目から100万円以内、つまりレンジ幅の半分以内なら、上のレンジを選ぶ余地があります。
- 次のレンジまで100万円以内 → 上のレンジも現実的
- 次のレンジまで150万円以上 → かなり攻めている
- 2レンジ上げる → レンジの解釈ではなく、ほぼ別物
たとえば、実年収500万円台後半で600〜800万円、700万円台後半で800〜1000万円、900万円台後半で1000万円以上を選ぶケースは、境目に近いので印象のズレは小さめです。
ただし、100万円以内でも、レンジの下限ギリギリに近い場合(たとえば500万円ちょうどで600〜800万円)は上振れ感が出やすくなります。実用上は、次のレンジまで50万円前後まで近い人ほど自然と考えると、550〜599万円や950〜999万円のような「あと一歩」が一番現実的なゾーンです。
一方で、実年収450万円で600〜800万円、650万円で800〜1000万円のように150万円以上の差を作る場合は、職種・年齢・生活感との整合性がかなり求められます。
実年収別のおすすめ設定
実年収別に、ペアーズで選ぶレンジの目安をまとめました。
| 実年収の目安 | おすすめ設定 | 判断 |
|---|---|---|
| 300〜349万円 | 400万円未満 or 未設定 | 無理に上げるより他項目で補う |
| 350〜399万円 | 400万円未満 or 400〜600万円 | 20代なら上のレンジも検討余地 |
| 400〜499万円 | 400〜600万円 | そのままでOK |
| 500〜549万円 | 400〜600万円 | 基本はそのまま |
| 550〜599万円 | 400〜600万円 or 600〜800万円 | 上のレンジも現実的 |
| 600〜699万円 | 600〜800万円 | そのままで強み |
| 700〜749万円 | 600〜800万円 | 基本はそのまま |
| 750〜799万円 | 600〜800万円 or 800〜1000万円 | 上のレンジも現実的 |
| 800〜899万円 | 800〜1000万円 | そのままでOK |
| 900〜949万円 | 800〜1000万円 | 基本はそのまま |
| 950〜999万円 | 800〜1000万円 or 1000万円以上 | 上のレンジも現実的 |
| 1000万円以上 | 1000万円以上 | 職種・生活感で説得力を持たせる |
この表は「嘘をついてもいい」という意味ではありません。年収がレンジ表示である以上、境目付近ではどちらのレンジを選ぶかで見え方が変わる、という前提での目安です。
迷う場合は、職種・年齢・生活感と矛盾しない方を選ぶのが安全です。
400万・600万・800万・1000万の境目で迷うとき
検索ニーズが大きい4つの境目について、もう少し細かく見ます。
390万円前後で400〜600万円にする?
20代なら検討余地はあります。実年収400万円に近く、職種や年齢と矛盾しなければ不自然になりにくい範囲です。
一方、30代以上で実年収が400万円未満の場合は、無理に上げるより、未設定にして職種・自己紹介文・写真で補う方が自然なケースもあります。
550〜599万円で600〜800万円にする?
現実的な選択肢です。実年収600万円のラインにかなり近く、400〜600万円に留まるより、上のレンジを選んだ方が見え方で損しにくい範囲です。
職種や年齢から600万円前後でも不自然でなければ、迷ったら上のレンジで問題ないことが多いです。
750〜799万円で800〜1000万円にする?
十分に現実的です。800万円に近いので、職種・生活感・年齢との整合性がとれていれば、800〜1000万円を選んでも大きな違和感は出にくいです。
このあたりは実年収との差より、プロフィール全体の説得力の方が効きやすくなります。
950〜999万円で1000万円以上にする?
現実的です。ただし、1000万円以上は目立つレンジなので、職種や仕事内容が曖昧だと逆に警戒される可能性があります。
選ぶなら、自己紹介文で仕事の概要が伝わるようにしておくと安心感が出ます。1000万円以上に設定したときの見られ方や怪しまれやすさは、ペアーズ年収1000万は怪しい?高年収男性の割合とリアルな見られ方で詳しく扱っています。
上のレンジを選んでも違和感が出にくい人
同じレンジ設定でも、整合性が取れているかで印象が変わります。次の条件が揃っているほど、上のレンジでも自然に見えやすいです。
- 職種と年収レンジが合っている:IT・金融・外資・営業・専門職・経営・管理職など
- 年齢的に不自然ではない:20代前半で1000万円以上のような極端な組み合わせは避ける
- 自己紹介文で仕事の雰囲気が伝わる:仕事内容や働き方が1〜2行でも書かれている
- 写真や生活感が派手すぎない:無理にブランド品やタワマン感を出さない方が信用されやすい
逆に、職種が「会社員」「その他」だけで自己紹介文も薄い場合、高めのレンジは少し浮きやすくなります。
年収を盛ると違和感が出やすい人
次の状況では、上のレンジを選ぶリスクが上がります。
- 職種が曖昧:仕事の説明がないと、高めの年収は理由づけが弱くなる
- 年齢に対して高すぎる:20代前半で1000万円以上など、少数派の組み合わせは説明が必要
- デート費用や金銭感覚とズレる:会話やデート中の支払いで違和感が出やすい
- 真剣交際・結婚前提で探している:年収のズレは信用問題に直結しやすい
恋活なら多少の見え方調整で済んでも、結婚前提になるほど年収のズレは響きやすくなります。長期的な相手を探すなら、説明できない盛り方は避ける方が安全です。
年収を上げるより未設定の方がいいケース

佐藤くん
上のレンジにするくらいなら、未設定の方がいい場合もあるんですか?

いいねラボ所長
あります。
年収だけが浮いて見えるより、未設定にして写真・自己紹介文・職種で安心感を出した方が自然なケースもあります。
書くことが強みになる人もいれば、書かない方が違和感を減らせる人もいます。
実態と上のレンジが離れすぎているなら、未設定にする選択肢もあります。
データでも、未設定の中央値は34いいねで、400万円未満(20)・400〜600万円(28)を上回りました。年収を書かないこと自体が即不利、という結果ではありません。
未設定が向きやすいのは次の状況です。
- 実年収と選びたい上のレンジが100万円以上離れている
- 職種や自己紹介文で年収レンジの説明が難しい
- お金目当てのマッチを避けたい
ただし、未設定にするなら写真・自己紹介文・職種で安心感を補うのが前提です。
まとめ:盛るより、違和感のないレンジ選びが大事
ペアーズの年収はレンジ型なので、境目付近の人は上のレンジを選ぶのも現実的です。
特に、550〜599万円、750〜799万円、950〜999万円のように次のレンジに近い人は、下のレンジに留まると見え方で損することがあります。
ただし、実態と150万円以上離れた設定や、職種・年齢と合わない設定は、プロフィール全体の信頼を落としやすくなります。年収は細かい金額より、「この人ならこのレンジでも自然」と思われるかが大事です。
ペアーズ男性の年収は書くべき?年収別いいね数と未設定の影響を調査
年収帯別のいいね数と、未設定の意外な結果をまとめた親レポートです。